司法書士事務所の事務員として働き始めて1年少し経った頃
3号物件を買ったぐらいのタイミングで
主人が・・・「会社を辞めたい!!」
と、言い出しました。
少し前から、会社の愚痴をボソボソこぼしていたのは知っているが
定年まで、あと数年やん・・・
定年までくらいは、頑張って働いてくれよ!
わたしは、不動産のお勉強で必死なのじゃ!!
頑張って、少しずつ、物件を増やして行ってるのも
あたしらの老後の人生、安心して暮らして行くためじゃ!
それだけじゃなく、お仕事も覚えなくてはいけないことだらけで気を抜けないねん!!
わがまま言わんといてーーーー”(-“”-)”
と、思っていたので、フル無視状態!!
ところが・・・
主人の愚痴は、どんどん大きくひどくなるばかり。
話しを聞いてる内に、どうやら、かなりの「パワハラ」受けてるなと感じ
その「パワハラ」は、どんどんエスカレートして行ってる状態で・・・
気が付くと、主人はゲッソリ体重も減ってて
ストレスからか、後頭部を搔きむしって皮膚が荒れて炎症を起こしてて
そして、耳の中も炎症を起こして
歯も抜けてて・・(これは、加齢によるものかもですが)
わたしも、ちょっとこれは!!と思ったので
労働基準監督署に相談に何度か行きましたが
パワハラによる労災認定は、難しいよ、と言われ
今、通っている司法書士事務所の先生に相談したら
「弁護士さんに相談した方がいいよ」と紹介してもらい
何度か、弁護士さんのところに通いました。
旦那には、「総務から呼び出された時の音声を録音しとき!」と指示をしていたので
7~8回分の音声データが、今も、わたしの携帯にもクラウド上にも
旦那の携帯の中にも、あります。
いつか、どこかで公開してやろうか?とも思っていたりしますが・・・
その録音した音声を聞くたびに、今でも、めちゃめちゃ腹が立ちます。
まあまあなパワハラやろ、これ! という音声データです。
弁護士さんは、あんまりお金は取られへんけど、でも戦う気満々。
あたしも、戦いたい、と思ってたんですが
肝心の旦那本人が、全然、積極的じゃない・・・・
弁護士さんは、「会社がどんだけ辞めろと圧力かけてきても、知らん顔して出勤しろ」と
一生懸命、アドバイスしてくれたんですが
精神的に、しんどくなった主人を見てて
もう、辞めさせる方向で、考える方がええんかな~・・・
でも、36年も勤めた会社、この属性もったいない!!( `ー´)ノ
主人のサラリーマンという属性使って、融資引っ張って、
一棟物のマンション買わないと!!
主人に、マンションを買えるまでは、会社辞めんと、我慢しておって!!
買えたら、辞めてもいいから!!
それから、仕事の合間に、わたしの一棟物の物件探しと銀行巡りが始まり
その隙間には、まだ、諦めきれない労働基準監督署にも
弁護士さんにも、そして、社労士のところにも
足を運ぶ毎日が続き・・・・
今思うと、よく、あんなハードな毎日を過ごしていたなぁ~・・・と思います。
半年くらい物件を探し探し・・・
そして、仲良くしていた不動産屋さんからの紹介で
大阪市内の鉄骨造8戸のマンション(築25年)を購入することが出来ました。
表面利回り10パーくらいでした。
(今、そんな物件、絶対ないです。)
そして、今は、サラリーマン属性で、融資を引くなんてことは
もう、出来ないですよね・・・
もちろん、登記は、うちの事務所の先生にお願いしました。
その後、主人は、傷病手当をもらいながら、満期になって会社を辞めました。
精神的には、もう、主人はボロボロで、
結局、体重は10キロぐらい減り、心療内科にも通い・・・
あの会社には、何してくれてんねん!!! と本当は怒り心頭です。
その後の、わたしの気が狂うくらい忙しい孤軍奮闘は続き
病院は行かなあかん、社労士のとこは行かなあかん
ハローワークにも行かなあかん
なんか、わけわからん位の大量の手続きだらけ
仕事もしとんねん! あたし!!!
あっという間の司法書士事務所の2年が経とうとしていました・・・