50代後半のわたしの生き方
したい事やりたい事だらけの欲張りブログ
ご近所さん

50代になって、出来ること出来ないこと

わたしなんか、50過ぎてから、特にそうだけど

身体的に衰えを感じ始めて
手指がこわばるだの、
足が冷えて寝られないだの
夜にトイレに起きるだの・・・

なんだかんだ改善しようと

「筋肉をつけなきゃ運動しなくちゃ!」
「顔にほうれい線出来ないように、顔の筋トレもしなくちゃ!」
「シミが出来ないように、このクリーム塗らないと!」
「認知症になるから、脳トレして脳を鍛えないと!」
「趣味は楽しみたい!」
「老後の資金を貯めなくちゃ!!」
「そのためには、お勉強しなくちゃ!!」

あれもしたい、これもしたい、毎日することやること

・・・どんどん、どんどん、増えて行って・・・

でも、全部出来なくて、アップアップになって
あれも出来なかった・・・
これも出来なかった・・・

って、ため息つく日が、増えて行ってた毎日。

今朝、起きてすぐ、ご近所さんのお友達のところに
頼まれてた「食パン」を届けに行こうと

「起きてる?」とLINEをしたら

「起きてるよ😢」

ん?・・・・なんで、泣いてる顔のスタンプ?

「食パン持って行くわ」と打って
気になりながら、ピンポンしたら

お友達はパジャマで出て来て、

「どうしたん?」と聞いたら

「寝られへんかってん・・・」

彼女、最近、夜眠れないそうです。

夜、眠りに落ちる時に
ときどき、ピクッとなって
そのタイミングで、舌を噛んでしまうそうで
今度また、いつ、そんなことになるかと思うと
気になって、一晩中、眠れなくなるそうです。

どっさり、疲れてる様子・・・・

彼女は、本当は、外へ働きに出たいけど
こんな風に、いつ、体調が悪くなるかわからないから
やりたいことあっても、諦めて
毎日、家で、悶々と過ごしてるんだそうです。

昼間に眠れたらいいのにね。

わたしは、ときどき、彼女にLINEして
お話を聞いてあげることくらいしか出来ない・・・

昨日の晩、ご近所さんの未亡人さんと一緒に
晩御飯一緒に食べに行って

「もう、この年になったら、いい出会いないわ~」
「息子も巣立って、再婚したいけど、無理やわ。
きっと、老後はひとりぼっちで過ごすんやろうな~。」

お仕事は、生命保険会社で、バリバリこなしてて
仕事柄、いろんな人と接する機会が多いので

人を見る目が肥えてしもて・・・

「この人素敵~♪」 と思える人に

出会えなくなってしまった・・・

・・・と嘆いていました。

この辺の年齢になってくると、みんなそれぞれ
したいこと、やりたいこと、叶えたいこと
色々、あるのに・・・
思うように進まなくなって行って・・・

前は何も気にせず、出来ていたことが
どんどん出来なくなって行ってる自分を
受け入れられなくて
もがいたり苦しんだり・・・

同じ年のお友達で、数年前に
こんな曲があるよ、と教えてもらった曲。

槇原敬之さんの Designe &Reason
というアルバムに入っている曲で

「朝が来るよ」

歌詞の中に

「どんなに願ったところで
巡る季節は止められないなら
それをもっと楽しめる日々にしたいと思った

ささやかなことの中にも
隠された大事な意味に
気づけるような気がしたとき
朝日が昇り始めた

自分がこんな年になる日が
来るなんて思わずに来た
自分はいつまでも元気で
何でも出来ると信じ込んでた

50を過ぎた友人に
どんな気持ちか聞いたときに
出来ることと出来ないことが
わかるから楽しいと笑ってたっけ」

この曲を初めて聞いた時
まさに、自分で
心に刺さりまくって涙が出ました。

ご近所の未亡人さんに、この曲を教えてあげたら

「ホンマや
詩がなんか、今の自分って感じがした。
50代には、50代にならなわからん楽しさがあるのかも。
そう思えば、30代や40代の子育て奮闘して
子供のことであれこれ自由がなかったけど
50代は、それらのことから解放されて
自由を手に入れてるもんね。
休みに友達と呑気にランチとか
昔は出来なかったもんなぁ
考えたことなかったけど
50代やから、出来る楽しいこと
改めて発見できたわ」

彼女からの返事は
わたし以上に、気づきがあって
わたし自身が、さらに、刺さりました。

眠れないお友達に
この曲を教えることは、出来なかったけど
自分を受け入れるのは・・・

しんどいやろうなぁ~・・・

わたしだって、いつ、体調を崩して
仕事したくても、出来なくなるときが
来るかも知れない。

今でもまだ

少しずつ色々と出来なくなってきた
自分を受け入れられずにいますが・・・

アップアップになってもがいた時
この曲を聴きます。

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ABOUT ME
endomame
今まで、色んな経験をしてきたけれど、50代後半、まだまだ挑戦し続けて、その軌跡を書いて行こうと、ブログを立ち上げました。